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宮城野納豆(三角)を調査!宮城野菌×経木なのに大豆は国産じゃなかった

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三大納豆菌について調べていて、

「これは実際に食べてみたい」

と思った納豆があります。

それが、

宮城野納豆(三角)。

日本三大納豆菌のひとつ「宮城野株」を使い、さらにしなの木の経木で三角形に包まれた納豆です。

前回までの記事で、

  • 納豆菌には宮城野菌・高橋菌・成瀬菌という三大納豆菌がある
  • 経木納豆は、発泡スチロールとは香りや水分環境などが違う

ということを調べました。

宮城野納豆(三角)は、その2つが一度に確認できる商品。

宮城野菌+経木。

これはまさに食べ比べ候補。

ところが、買う前に公式サイトを詳しく見ていたら、ひとつ意外なことがわかりました。

大豆は国産ではありません。

昔ながらの経木。

100年以上続く老舗。

伝統的な宮城野菌。

このイメージから、私は勝手に「国産大豆だろう」と思い込んでいました。

でも違いました。

今回は実食する前に、宮城野納豆(三角)がどんな納豆なのかを詳しく調べてみます。

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結論|宮城野菌と経木を味わえる、かなり珍しい納豆だった

最初にまとめると、宮城野納豆(三角)はこんな商品です。

項目内容
商品名宮城野納豆(三角)
内容量110g
納豆菌宮城野株
経木しなの木
包装三角形・手包み
大豆アメリカ産またはカナダ産
タレなし
賞味期限発送日より10日・要冷蔵
製造宮城野納豆製造所

私が特に気になったのは、

宮城野株・しなの木の経木・タレなし

という組み合わせ。

納豆そのものを食べ比べたい人には、かなり面白い商品です。

一方で、

「昔ながらの納豆=国産大豆」ではない

という点は、買う前に知っておきたいポイントだと思いました。

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そもそも宮城野納豆ってどんな会社?

宮城野納豆製造所は、宮城県仙台市にある老舗の納豆メーカー。

創業は大正9年(1920年)

100年以上、納豆と納豆菌を作り続けています。

そして、この会社が普通の納豆メーカーと少し違うのが、

納豆だけではなく「納豆菌そのもの」も製造・販売している

ところです。

しかも、その菌が三大納豆菌のひとつである宮城野株

つまり宮城野納豆は、

「どこかから仕入れた納豆菌を使っているメーカー」

というより、

自社で受け継いできた納豆菌を使って納豆を作っている会社

ということになります。

ここはかなり興味深いところです。

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宮城野菌とは?天然の稲わらから採取した菌だった

宮城野納豆で使われているのは、

日本三大納豆菌のひとつ「宮城野株」。

公式サイトによると、初代の三浦二郎氏が天然の稲わらから採取した納豆菌を培養し、現在まで受け継いでいるそうです。

現在も放射線照射などは行わず、その菌を使っているとのこと。

宮城野株の特徴としてメーカーが挙げているのが、

昔ながらの強い糸引きと味わい。

ここはぜひ実際に確認してみたい。

最近の納豆は、

「におい控えめ」

「混ぜやすい」

「糸が切れやすい」

など、食べやすさを重視した商品も多くあります。

それに対して宮城野株は、

昔ながらの納豆らしさを残した菌

という印象です。

宮城野菌はどうやって生まれた?

宮城野納豆の歴史を調べると、近代納豆そのものの歴史にもつながります。

昔の納豆は、稲わらに自然に存在する菌を利用して作っていました。

ただし自然任せなので、菌の種類や発酵状態を一定にするのが難しく、品質も安定しません。

明治から大正にかけて、納豆菌を純粋培養して大豆に付ける近代的な製造方法が研究されるようになります。

宮城野納豆の初代・三浦二郎氏も、この流れの中で納豆菌の研究を進めました。

大正10年ごろから自社納豆菌の開発に取り組み、現在の宮城野株につながっています。

つまり、

「昔ながらの納豆」ではあるけれど、実は近代的な衛生納豆の歴史を作った側でもある

ということ。

ここが面白いですね。

宮城野納豆(三角)は「しなの木」の経木

今回私が一番気になっているのが、包装です。

宮城野納豆(三角)は、

しなの木の経木

で包まれています。

経木とは、木を紙のように薄く削った昔ながらの包装材。

宮城野納豆では、納豆菌を散布したあと、職人が一つずつ手作業でしなの木の経木に包みます。

しかも四角ではなく、

三角形。

見た目にもかなり昔ながらの納豆です。

公式サイトでは、しなの木の経木に包むことで香りが高まり、

大豆と木の香りのハーモニー

を楽しめる商品として紹介されています。

これは実食するときに最優先で確認したいポイントです。

ちゃんと経木の中で発酵させている

単に出来上がった納豆を経木に移しているわけではありません。

宮城野納豆の工場工程を見ると、

  1. 大豆を加熱
  2. 納豆菌を散布
  3. 経木に手包み
  4. 室へ運ぶ
  5. 発酵・熟成

という流れ。

つまり、

経木に包まれた状態で発酵させています。

これは以前調べた「経木納豆」の話ともつながります。

包装は単なるパッケージではなく、

発酵工程の一部

なんですね。

昔ながらだけど、温度管理は現代的

ここも興味深いところです。

工場には、昔使われていた発酵・熟成用の「室(むろ)」が現在も残されています。

昔は天井の穴を開け閉めしながら、温度と湿度を職人が調整していたそうです。

現在は、

温度・湿度を自動調整できる機械

を使っています。

つまり、

経木は手包み。

菌は昔からの宮城野株。

でも温度管理は現代技術。

伝統製法をそのまま昔の設備だけで再現しているわけではありません。

この方がむしろ食品としては安心感があります。

昔の知恵と現在の品質管理を組み合わせている、ということですね。

ところが大豆は「国産」ではなかった

ここが今回、一番意外でした。

宮城野納豆製造所の公式サイトには、

使用する大豆はアメリカ産またはカナダ産

と明記されています。

正直、

「え、そうなの?」

と思いました。

宮城野菌。

経木。

手包み。

100年以上の老舗。

この並びを見ると、なんとなく

「国産大豆を使った昔ながらの高級納豆」

を想像してしまいませんか?

少なくとも私はそうでした。

でも、

伝統的な製法と大豆の産地は別問題。

ここは思い込みでした。

外国産大豆だから悪い、とは限らない

では、

「国産大豆じゃないならダメ」

なのか。

これはまた別の話です。

納豆の味や品質は、大豆の産地だけでは決まりません。

  • 品種
  • 粒の大きさ
  • タンパク質量
  • 吸水性
  • 蒸煮状態
  • 納豆菌
  • 発酵条件

など、多くの要素が影響します。

メーカーが長年その大豆を使って、自社の宮城野菌に合う発酵条件を調整している可能性もあります。

なので、

外国産=まずい

とも、

国産=必ずおいしい

とも言えません。

ただし、食品の産地を気にする人にとっては重要な情報。

ここはきちんと確認してから買った方がいいと思います。

むしろ「菌」を優先した商品なのかもしれない

今回のシリーズでは、私自身

「国産大豆かどうか」より、納豆菌に興味を持った

ことから調査を始めています。

そう考えると宮城野納豆は、

「国産大豆の納豆を探す商品」

ではなく、

「本物の宮城野株を食べてみたい人が選ぶ納豆」

と考えた方がしっくりきます。

宮城野株を受け継いできたメーカー自身が、その菌で作る納豆。

これは他の商品にはない強みです。

そしてタレが入っていない

もうひとつ、個人的にはかなりうれしいポイント。

宮城野納豆にはタレが付いていません。

これは最近の納豆では少し珍しいですよね。

メーカーによると、創業以来タレなしで販売しているそうです。

理由は、

納豆を「食品」ではなく「食材」として、自由な食べ方で楽しんでほしい

という考え方。

私は普段から納豆にタレを使わないので、むしろ好都合です。

市販のタレを使うと、

  • だし
  • 醤油
  • 砂糖
  • 甘味料
  • 調味料

などの味が加わります。

三大納豆菌の違いを確認するなら、

タレなしの方が菌による香りや大豆の味を確認しやすい

はず。

宮城野納豆は、その点でも食べ比べ向きです。

内容量110gはかなり多め

宮城野納豆(三角)は1個110g

一般的なスーパーの納豆は、1パック40~50g程度の商品が多いので、それと比べるとかなりボリュームがあります。

110gなら、

通常の納豆2パック分くらい。

経木を開いて一度に全部食べるのか。

半分残すのか。

ここも実際に買ったら確認したいところです。

公式サイトでは、乾燥を防いで柔らかく食べてもらうため、容器いっぱいに納豆を入れていると説明されています。

宮城野納豆(三角)の価格は?

公式サイトでは、現在、

110g入り1個 216円(税込)

と掲載されています。

また、

6個660g入り 1,620円(税込)

の商品もあります。

賞味期限は発送日より10日、要冷蔵。

通販の場合は商品代以外に送料もかかるので、1個だけ試すというより、セット購入や他の商品と一緒に購入した方が現実的かもしれません。

※価格や販売条件は変更される可能性があるため、購入時に公式サイトで確認してください。

宮城野納豆はどこで買える?

公式サイトによると、通信販売のほか、宮城県内の一部店舗でも取り扱いがあります。

掲載されている取扱店には、

  • イオンスタイル仙台卸町
  • イトーヨーカドー新田店
  • ウジエスーパー小田原店
  • みやぎ生活協同組合の一部店舗
  • クオリティフードストア仙台原ノ町Pivot

などがあります。

近くに住んでいなければ、公式通販が確実そうです。

宮城野納豆で確認したい6つのポイント

実際に購入したら、今回はタレを使わずに確認します。

① 開けた瞬間の香り

まずは経木を開いた瞬間。

メーカーがいう

「大豆と木の香り」

を本当に感じるのか。

ここが一番楽しみです。

② 納豆臭は強い?

宮城野株は「昔ながらの味」とされています。

香りも昔ながらに強いのか。

成瀬菌の納豆と比較する際にも重要なポイントになります。

③ 糸引きは本当に強い?

宮城野株最大の特徴として挙げられている、

強い糸引き。

混ぜる前。

10回。

30回。

50回。

くらいで写真を撮っておくと比較しやすそうです。

④ 経木の水分状態

経木に触れている部分と中央部分で、

  • 水分
  • 豆の柔らかさ
  • 表面の状態

に違いがあるのかも確認したい。

⑤ 大豆の味

外国産大豆だからどう、という先入観を持たず、

  • 甘み
  • うま味
  • 皮の食感
  • 硬さ

をそのまま確認します。

⑥ 食後に木の香りが残る?

食べている最中だけでなく、

食べたあとに経木の香りを感じるのか

もチェックしたいところです。

宮城野納豆(三角)はこんな人に向きそう

実食前の段階ですが、商品情報を見る限り、

◎気になりそうな人

  • 三大納豆菌を実際に食べてみたい
  • 宮城野菌に興味がある
  • 経木納豆が好き
  • タレなしで納豆を食べる
  • 昔ながらの強い糸引きが好き
  • 納豆そのものの香りを楽しみたい

一方、

△確認してから買いたい人

  • 国産大豆にこだわる
  • 納豆の臭いが苦手
  • 1食40~50g程度で十分
  • タレ付きの商品が好き

という人は、購入前に特徴を知っておいた方がよさそうです。

結論|「国産大豆」ではなく「宮城野菌と経木」を味わう納豆

宮城野納豆(三角)を調べてみて、一番印象に残ったのは、

昔ながら=全部昔ながらではない

ということでした。

使っている菌は、初代から受け継ぐ宮城野株。

包装は、しなの木の経木。

三角包装は、今でも一つずつ手作業。

一方で、

発酵室の温度と湿度は現在の機械で管理。

大豆はアメリカ産またはカナダ産。

昔の製法をそのまま保存しているというより、

残すところと変えるところを選びながら100年以上続いてきた納豆

という印象です。

そして私がこの商品に求めたいのは、

国産大豆かどうかではなく、

「宮城野菌って実際どんな味?」

そして、

「しなの木の経木で発酵させると本当に香りが違う?」

という2点。

ここはネットでいくら調べても最後はわかりません。

次は実際に食べて、

香り・糸引き・大豆の味・水分・経木の香り

をタレなしで確認してみたいと思います。

三大納豆菌のひとつ目。

まずは宮城野菌からです。

※この記事は宮城野納豆製造所の公式情報をもとに、購入前に確認できる商品情報・製造方法を調査したものです。実食による味や香りの評価は、購入後に追記または別記事で掲載します。価格・販売店舗・商品仕様は変更される可能性があります。

参考にした主な資料

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