除毛クリームで赤いブツブツができてしまった、わが子の体験談を今回は紹介します。
1度目の除毛クリームの使用では、これといった肌トラブルもなかったものの、1週間もしたら、また脚のムダ毛がでてきました。
そこで、2度目に前回使った除毛クリームにお世話になるところでトラブルが発生したのです。
実際の肌トラブルの画像があるので、苦手な方はご注意ください。また赤いブツブツが出てしまった除毛クリームの具体的な商品名は公表できませんので、ご了承ください。
敏感肌用とか、敏感肌用のランキングの上位に並ぶ商品を片っ端から試しました。肌トラブルが起きなかったのは鈴木ハーブ研究所パイナップル豆乳除毛クリームだけでした。
除毛クリームで赤いブツブツの肌トラブル:実物写真あり
脚のムダ毛が気になると言うことで、1週間前に除毛クリームデビューしたわが子。
そのときは、肌がヒリつく程度の感覚だけで、赤いブツブツなどの目立った肌トラブルはなし。
ところが、1週間後、再びムダ毛処理をしようと、除毛クリームを塗ったところ、前回と同じように、肌がヒリつく感覚がありました。
そして、10分程度放置した後で、ティッシュで拭き取り始めたところ、写真のように赤いブツブツが発生しはじめて、場所によっては腫れもみえてきたのです。
赤いブツブツだけじゃない!水疱・腫れも発生!対処方法は?
自宅でできることを手始めにしてみました。
除毛クリームを洗い流す
脚に塗った除毛クリームをティシュペーパーで拭き取っていくと、除毛クリームが脚に広がっていくことで、赤いブツブツや水疱が増えてきたように感じました。
そのため、とりあえず脚に残っている除毛クリームをキレイに水で洗い流しました。
保冷剤で冷やす
次に、自宅でよく使う保冷剤で赤くなったところを冷やしてみることにしました。
すると、腫れはちょっとひいた印象でしたが、赤いブツブツはおさまる気配がありません。
保湿する
肌トラブルが起きているので、水からできた無添加クリームである「水の彩ナチュールアクアクリーム」でしっかり保湿をしました。
どうやら、保湿が足りないと、色素沈着を起こすこともあるとか。しっかり保湿をして、しばらく様子をみることにしました。
除毛クリームでできた赤いブツブツの正体は?
除毛クリームを使ってできてしまった赤いブツブツの正体をネットで調べてみました。
毛嚢炎
すると、毛穴が炎症を起こした状態で起きる毛嚢炎(もうのうえん)であることがわかりました。
どうやら、この赤いブツブツは除毛クリームを使って起きる肌トラブルのなかでも、とても多い症状だったのです。
最近では顔に使える除毛クリームで、髭脱毛する男性にも同じようなトラブルに悩まされる人が多いとか。
赤いブツブツの副作用は以前から多い
除毛クリームを使ったら赤いブツブツが出てきた…という除毛クリームのトラブルは調べていくと、以前から多い除毛クリームの副作用であることもわかりました。
肌強い方やけど除毛クリーム使ったら…赤いブツブツが…大変だった😇
— るんるん (@ei__1224) November 9, 2019
除毛クリーム肌に合わなかった😌敏感肌にも大丈夫そうなのにしたんだけど…うーん自分の肌が悩ましい
— まめお。(アイコン右) (@09mameo04) July 14, 2019
毛穴にそって赤いブツブツが( ◜௰◝ )
敏感肌用の除毛クリームを腕にだけやったらさ、赤いブツブツまみれになったw
— samuel (@pisrip) May 25, 2014
痛いし汚いしどこが敏感肌用やねんww
まぢで炎症起こした笑
厳密には化粧品や医薬部外品、医薬品において【脱毛剤】なるものは存在しません。
— かずのすけ (@kazunosuke13) June 9, 2020
「除毛剤」が正しい表現。
タンパク質を分解する「チオグリコール酸カルシウム」を用いて毛を分解除去する製品です。
同じタンパク質で構成される皮膚にも深刻なダメージがあります。https://t.co/KGnHig10Lw
除毛クリームでできた赤いブツブツにオロナインH軟膏はNG!
今回、赤いブツブツの対処法をネットで調べていたら、気になる内容がいくつか目につきました。
それは、オロナインH軟膏が万能薬だと思っている人の多さ。。。案外多いんですね(^^;)
凄くどうでもいい話なんだけど、カミソリで剃毛したら(今年3回目)炎症?赤いブツブツがすごいできて、毛穴の炎症が起きてるっぽい。カミソリだめだね。昨日からオロナインH軟膏塗ってる。これからは除毛クリームがにする。
— SAKATA (@SAKATA_Industry) September 17, 2019
一週間前は温泉に浸かって♨️お肌ツルツルでしたのに。気温の低下で寒冷蕁麻疹が出たー😭ふくらはぎの見た目がやばい。赤いブツブツが気持ち悪いー!そして痒いー!ぎゃーっ!蕁麻疹用の塗り薬買わなきゃだ。オロナインは万能薬だと思ってたら湿疹には使っちゃダメなんだとか。最近知った😭
— かとうずんこ (@katou_zunko) February 27, 2020
昨日の夜、体に赤いブツブツがあるのを発見して今日仕事終わりに皮膚科に行ったのですが受付終了時間でした。
— M.Y.S.🚷🚯🚳🚱📵🚭 (@M0YA5H1_OC) June 3, 2019
オロナイン軟膏を買って塗ってて気がついたのですがブツブツが増えていました…。
明日は会社遅刻して朝行こうと思います。
オロナインH軟膏の正体は消毒用軟膏
知人の皮膚科医に言わせると、オロナインH軟膏を除毛クリームでできた赤いブツブツにつけても、治らないどころか状態が悪化することがあるので、おすすめできないというのが本当のところなんです。
大抵の皮膚トラブルはオロナインH軟膏で治ると思っている人が多く、肌トラブルにはとりあえずオロナインH軟膏をつける!人もたくさんいました。
その結果、除毛クリームでできてしまった赤いブツブツはオロナインH軟膏で治ると思っている人も目立ちました。
幸い、我が家にはオロナインH軟膏がなかったので、赤いブツブツにオロナインH軟膏をつけるという発想すらなかったので、赤いブツブツが悪化する事態は防げました。
オロナインH軟膏の正体は消毒用軟膏
そもそも、オロナインH軟膏は、湿疹や虫さされに使うこともNGなんです。というのも、治るどころか、治らずに悪化する可能性が高いからなんです。
一方で、オロナインH軟膏が使えるのは、みずむしやあかぎれ、やけどです。
オロナインH軟膏に使えるのは?
- 軽いニキビ
- 軽いすりきず
- きりきず
なので、除毛クリームでできてしまった赤いブツブツへの使用はまったく意味がないのです
それどころか、悪化する可能性が高いので、使わない方がいいのです
オロナインH軟膏って何?という人のために、オロナインH軟膏はこちら↓
除毛クリームでできた赤いブツブツにおすすめな塗り薬は?
除毛クリームによる肌トラブルの症状の中でも、次の3つのような軽い炎症症状の場合は市販の塗り薬でも状態が改善することが多いです。
・ヒリヒリと少しだけ感じる
・肌に少しだけ赤みが見られる
・赤いブツブツが薄っすらと出た
おすすめの塗り薬は次の2つです。
フェミニーナ軟膏(小林製薬)
フェミニーナ軟膏にはステロイドが入っていないので、かゆみ、かぶれ、湿疹、皮膚炎の改善に効果が期待できます。
最近ではデリケートゾーンの自己脱毛する人が増えていて、デリケートゾーンの肌は私たちが想像する以上に敏感なので、赤いブツブツができてしまって、病院に行けずに困っている人も増えているとか。
【関連記事】デリケートゾーンの自己脱毛で起きたトラブル実例!他では聞けない話を集めました
コートfATクリーム(田辺三菱製薬)
コートfATクリームは、皮膚のバリア機能が未成熟な子どもの湿疹・皮膚炎にも使えるクリームタイプの外用剤です。
異物の刺激やアレルギー反応などによって皮膚が炎症を起こす多くの場合、患部が赤くはれ、ブツブツができ、かゆみを伴います。
「コートfATクリーム」には、このかゆみの原因となる炎症症状を穏やかに抑える外用ステロイド・プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(PVA)が配合されています。
もし、かゆみやかぶれといった炎症症状の程度がそこまでひどくなければ、市販薬を使ってとりあえず様子をみる方法もあります。
赤いブツブツが治らないなら専門機関の受診も考える
症状が悪化することで、さらに危険性を高めてしまう前に、早めに専門機関を受診するようにしましょう。
軽い症状の場合は、自身のケアで十分ですが、市販薬で症状が悪化した、市販薬を4~5日使用しても症状が改善しない場合は、専門機関へ相談するタイミングです。
おもに次のような症状がある場合は専門機関の受診を考えた方がいいでしょう。
・ひりひりとしたひどい痛みを感じる
・肌が赤く腫れあがっている
・赤いブツブツが広範囲に出た
強い痛みやヒリつき、赤いブツブツの範囲が広範囲に広がっているなど、除毛クリームによる炎症の影響がひどい場合は、必ず専門機関である皮膚科で受診をし、適切な薬を処方してもらうようにしましょう。
炎症がひどい場合は、肌表面が傷ついてしまっていて、細菌が入り込みやすい状態になっているので、症状が悪化する可能性が高いです。
また、かゆみがひどいときは、寝ている間など知らぬ間に無意識にかいてしまって、さらに悪化させていまうこともあります。
いずれの場合も、なるべく早めに適切な対応をしましょう。
除毛クリームでできた赤いブツブツはオロナインH軟膏では治らない
後からわが子に聞いた話によると、1度目の使用時にすでに、肌へのヒリつきを感じていたとか。
なんせ、初めての除毛クリームの使用で、多少のヒリツキがあるのが普通なのかがわからなかったようです。
しかし、今になれば、ヒリツキを感じたタイミングで除毛クリームの使用をやめておけば良かったのですが、2回目は完全にひどい肌トラブルが起きてしまいました。
しばらく、日焼けしないようにケアと、入念な保湿をしながら、塗り薬で様子を見ていき、それでも、あまりに状況が改善しなければ、専門機関の受診も考えようと思っています。
またその後の経過はのちほど。(後半に続く)
除毛クリームを使って赤いブツブツの発生3日後の様子
発生当初はヒリつきや、痛みがあったものの、徐々に痛みだけが残る結果になりました。
そして、除毛クリーム使用後に発生した赤いブツブツが発生してから、3日後の朝の様子が上の写真です。かさぶたのような状態になり、まだ多少の痛みがある様子でした。
何よりも、ショックだったことは、除毛3日後にも関わらず、ムダ毛が生えていたことでした。
敏感肌向けとは名ばかりで、単に除毛力がイマイチな除毛クリームだったという残念な商品でした。
【関連記事】除毛クリームで赤いブツブツだけじゃない!トラブルを集めました
今回敏感肌用とか、検索して上位表示されるサイトの敏感肌用のランキングの上位に並ぶ商品を片っ端から試しました。
肌につけると何らかの違和感があるもの、パッチテストの段階でヒリツキがあるなど、安心して使える!という触れ込みが嘘というNG商品ばかりでした。
赤いブツブツが出なかった除毛クリームはたった1つ
その後、脚のむだ毛は完全放置し、またむだ毛の気になる季節がやってきました。
脱毛器の利用を考えたものの、痛みの心配があったようで、再度違う除毛クリームを使ってみることにしたのです。
選んだ方法は、敏感肌にも使える除毛クリームというサイトで上位にあった除毛クリームを3つ使ってみました。そのうち1つだけ、まったく肌トラブルが起きなかった除毛クリームを見つけたのです。