純リンゴ酢は、健康や美容に良いと注目されだしてから様々な製品が作られています。
その中でも純リンゴ酢と呼ばれるリンゴ酢には、アルコール不使用の自然な製法と健康に良いという利点で人気があります。
特にアルコールを使っていないために長い時間をかけて丁寧に発酵させることにより酸味はありながらもマイルドに仕上がります。
また無添加の純リンゴ酢は、添加物を避けたい人やりんごだけのリンゴ酢を楽しみたい消費者ににとっては最適な商品です。
今回の記事では、アルコール不使用の純リンゴ酢の魅力とおすすめの製品をいくつか紹介します。
珍しい製法のリンゴ酢も日本国内には意外にもありますのでお気に入りのリンゴ酢が見つかることを願っています。
純リンゴ酢とは何か？
純リンゴ酢は、原材料がリンゴもしくはリンゴ果汁のみの果実酢です。
リンゴ果汁のみから直接発酵させて作られるので発酵までに時間がかかるのが特徴です。
純リンゴ酢ではアルコール不使用のものがほとんどで、醸造過程で外部からアルコールを加えずに自然発酵させるため、リンゴ果汁本来の味と栄養が損なわれることがありません。
また長い時間発酵に当てることでアルコールを使用したリンゴ酢に比べて酸味はあります。
しかし、マイルドな味わいとなりまた風味もアルコールを使用しているリンゴ酢と比べると美味しさが全く違います。
リンゴ酢に含まれる一般的な添加物
市販のリンゴ酢には、醸造用アルコールや合成保存料、人工着色料が添加されていることがあります。
これらの添加物は製品の安定化や味の調整を目的としています。
特にアルコールを入れることで早い期間に大量のリンゴ酢を製造することが可能となります。
そのため価格がリーズナブルになりますが、風味は純リンゴ酢に比べると少し劣ることが多いようです。
また飲みやすくするために砂糖などの糖類を加えている商品もあります。
砂糖が入っていると、確かに格段に飲みやすくなります。
希釈しないタイプだと便利ですし、ついつい一日に何回もゴクゴク飲めますが、健康や美容を意識している人には余分なカロリーを摂ってしまっていることになりますのでおすすめできません。
アルコールや添加物が入っているから全く健康や美容に良い影響がないわけではなく大きくは変わらないのです。
しかし、リンゴ酢の良い成分を十分に得るのはやはり添加物などは入っていないほうが良いでしょう。
【関連記事】無添加リンゴ酢のおすすめ商品とリンゴ酢に含まれる避けたい添加物を紹介
さらに、現代では健康意識の高い方は、なるべく自然の製法を大切にする方が多いので無添加の純リンゴ酢を買って飲みたいと考えている人は多いですね。
無添加純リンゴ酢選びのポイント
無添加の純リンゴ酢を選ぶ際は、成分表示を確認して、自分の欲しいリンゴ酢にとって不要な添加物が含まれていないことをチェックします。
また、有機栽培で作られたリンゴを使用しているのもポイントです。
有機JAS認証を取得している商品があればより嬉しいですね。
原材料の表示が「リンゴ」や「リンゴ果汁」のみの商品がアルコールなどが入っていない商品です。
農園や酒造が作っている商品には国産りんごの産地も書いてある商品が多くありますので、りんごの産地も気になる方は調べてみてください。
また、オンラインショップやオーガニックの店舗では商品紹介に無添加の説明や有機認証マークが入っている事が大きく書かれていることがほとんどですので参考にしてみてください。
スーパーマーケットなどで手に入れたい場合には、比較的安価な食酢も扱っているため購入する商品を間違えないように注意する必要がありますね。
成分表示をしっかり確認して、アルコールや添加物、糖類などの表示がないか一回一回確認して購入をおすすめします。
一番安心なのは、リンゴ農園などが作っている純リンゴ酢をオンラインショップなどで購入すると安心です。
製造から成分までしっかり記載があるのでそこまで注意深く観察しなくても欲しかった純リンゴ酢が手に入りますよ。
おすすめの無添加純リンゴ酢5選
オーサワジャパン純りんご酢
青森産りんごを100%使って作られたリンゴ酢です。
甘味料、着色料、アルコール不使用でフルーティーな味わいが特徴。
サラダのドレッシングやマリネ、お料理にも使えますが、牛乳などと割ってバーモンドドリンクにも最適な純リンゴ酢です。
私市醸造 純りんご酢
厳選された国産のりんご果汁100%で作られたフルーティーで香りの豊かなりんご酢です。
甘味料などは無添加で原材料も国産のりんご果汁のみで作られています。
甘みはありませんが、酸味のバランスや味も美味しく、バーモンドドリンクに最適です。
りんごっす しあわせっ酢
青森県産のスターキングを使用したりんご酢です。
熟成までに1年の歳月をかけたこだわりのりんご酢。
着色料、甘味料、保存料不使用で甘さもないためお料理にも使いやすいです。
収穫したばかりのりんごを丸ごと砕いて作られるため、ペクチンがたっぷり入っています。
ワイン仕立てのため時間が経つたびにゆっくり熟成されてマイルドになっていくのも特徴です。
カネショウ リンゴ酢 樽熟りんご酢
原材料は津軽産のりんご100%使用。
すりおろしりんごを発酵させ、長い時間をかけて醸かせるカネショウ独自の「すりおろし醸造」で製造されています。
カネショウ リンゴ酢の製造工場は本州最北に位置しており低温長期発酵を実現しています。
まろやかで優しい味のリンゴ酢は酢の物やお料理にぴったりです。
ポチップ
内堀醸造 プレミアムフルーツビネガー信州りんごの酢 ふじ
普段は長野県のアルプス工場直売でしか販売していない、特別なリンゴ酢です。
原材料は信州りんご果汁を100%使用した、より甘くて飲みやすいプレミアムフルーツビネガーです。
オリーブオイルと塩コショウで簡単で本格的なサラダのドレッシングが完成します。
味わいはバルサミコ酢のような感じでデザートにもピッタリです。
希釈してドリンクとして飲んでいただくこともおすすめしており、牛乳割りや水割りなどでも美味しく飲むことが出来ます。
ポチップ
純リンゴ酢の使い道
純リンゴ酢はそのままドリンクとしても楽しむことができます。
純リンゴ酢を製造する過程で長時間の発酵の際に酸味がとんで比較的マイルドになっているため、そのまま飲めるという方も多いです。
そのまま飲む際には原液は飲まずに水や炭酸水で希釈して飲んでみて下さいね。
豆乳や牛乳割り、ヨーグルトで割ったり、シロップ代わりに果実をリンゴ酢で漬けている方もいるようです。
また、マリネやサラダのドレッシングとしても使用可能です。
料理の味付けに使う際には、酸味の効いたソースなどを作る場合にまろやかさもある純リンゴ酢はおすすめです。
また、美容面での使用も推奨されています。
韓国のアイドルの発言からリンゴ酢を使った洗顔も注目されています。
ぬるま湯にリンゴ酢を混ぜて希釈した状態で使用するリンゴ酢洗顔は、肌を弱酸性に近づけたり殺菌効果による吹き出物の予防の効果が期待できるそうです。
しかし、お酢は強い酸性のため原液で使わないことや刺激に弱い方には向いていないなどいくつか注意点もあります。
皮膚に直接つける場合には、いきなり言われた通りに使用するのではなく、少しだけ皮膚に塗ってみるなど皮膚への影響を考慮しながら細心の注意を払う必要がありますね。
まとめ
この記事では、アルコール不使用、無添加、有機栽培の純リンゴ酢について紹介しています。
アルコール不使用で無添加の純リンゴ酢は、自然派の食生活を求める方々にとって理想的な選択です。
アルコールの入っていない純リンゴ酢は健康や美容への効果はもちろんですが、長時間の発酵により純リンゴ酢自体の味わいもとても深いものになっています。
アルコール使用のリンゴ酢に比べたらとても飲みやすいという方もおり、ドリンクにしている人が多いのも飲みやすさを表していますね。
他にも美容のために直接リンゴ酢での洗顔も注目されてはいますが、使用するには色々と気をつけるポイントがあります。
今回はおすすめの純リンゴ酢を５つご紹介しています。
日本では、りんごの栽培が盛んな地域も多いため様々な製法で作られた個性的なリンゴ酢がたくさんあります。
今回紹介した商品もリンゴ本来の健康効果を十分に得ることができるおすすめのリンゴ酢です。
これらおすすめのリンゴ酢を参考にして、健康と美容のために無添加、アルコール不使用のリンゴ酢を選んで日常生活でぜひ活用してみてください。
