レモンを使ったデトックスウォーターや、レモン果汁そのものが美容や健康に良いとレモンを取り入れた生活をしている人も多くいます。
しかし、レモン1つが何gで果汁は何ccあるのか、まで調べている人はあまり聞いたことがありませんよね。
今回はダイエットや美容に欠かせないレモンについて、ちょっとした豆知識を共有します。
レモン1個のg数や果汁の量、さらにレモンに含まれるクエン酸とビタミンCについて詳しく解説していきますよ。
レモン1個は何グラム?
まずは基本的な情報から。
レモンの重さは、品種やサイズによってかなり差があります。
一般的にスーパーで見かける中サイズのレモンは、1個あたりだいたい100g前後の重さです。
ただし、差があり大きいレモンだと150gくらい、小さいものだと80g程度ものもあるため、よく見て買うことをオススメします。
レモンの重さの目安
レモンのサイズ | 重さの目安 |
小サイズ | 80g |
中サイズ | 100g |
大サイズ | 150g |
レモン1個でレモン果汁は何グラム?
では、レモン1個からどれくらいの果汁が取れるかについて見ていきましょう。
一般的に、中サイズのレモン1個からは約30mlの果汁が取れます。
30mlの果汁は約30gと考えてください。
必ず30ml取れるというわけではなく、果汁の絞り方やレモンの新鮮さによっても多少変わります。
おおよその目安として覚えておくと便利です。
レモン果汁の量の目安
レモンのサイズ | 果汁の量 |
小サイズ | 20ml(20g) |
中サイズ | 30ml(30g) |
大サイズ | 45ml(45g) |
レモンに含まれるクエン酸とビタミンC
レモン果汁やレモンを利用する人のほとんどがレモンに含まれるクエン酸、ビタミンCに着目しているのではないでしょうか?
ご存知のとおり、レモンには美容や健康に効果的な成分がたっぷり含まれています。
その中でも特に注目されるのがクエン酸とビタミンCです。
ここではそれぞれの成分について詳しく見ていきましょう。
クエン酸の効果と含有量
クエン酸は、疲労回復やエネルギー代謝の促進に効果がある成分です。
また、キレート作用といって、ミネラルを体内で効率よく利用するのを助ける働きもあります。
クエン酸の含有量
一般的に、レモン100gには約5〜6gのクエン酸が含まれています。
これはかなりの量で、クエン酸を摂取するためには非常に効果的な果物と言えますね。
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ビタミンCの効果と含有量
ビタミンCは、抗酸化作用が強く、美容や免疫力の向上に役立つ成分です。
皮膚や粘膜の健康維持の効果も期待できます。
ビタミンCの含有量
レモン100gには約50mgのビタミンCが含まれています。
レモン1個(中サイズ)が約100gですから、1個でほぼ50mgのビタミンCが摂取できることになります。
ヒトはビタミンCを体内で作れないため、成人では1日の推奨量が100mg(2020年版食事摂取基準)と設定されています。
レモン1つを摂取することにより、成人が1日に必要とするビタミンCの半分以上をカバーすることができます。
クエン酸とビタミンCの含有量まとめ
成分 | 含有量(レモン100gあたり) |
クエン酸 | 5〜6g |
ビタミンC | 50mg |
レモンの健康・美容効果
クエン酸とビタミンCは、どんな効果があるのでしょうか?
身体にとって嬉しい健康、美容効果とはどのようなものか。
ここでは、クエン酸、ビタミンCの効果について、もう少し詳しく見ていきましょう。
クエン酸の効果
- 疲労回復:クエン酸は乳酸の分解を助け、疲労回復に効果的です。特に運動後や長時間の仕事後にクエン酸を摂取すると、体が早く回復します。
- エネルギー代謝:エネルギーの生成に関わるクエン酸回路を活性化し、エネルギー代謝を促進します。これにより、エネルギー不足を感じにくくなります。
- キレート作用:ミネラルを効率的に吸収できるようにし、骨の健康や筋肉機能をサポートします。
ビタミンCの効果
- 抗酸化作用:フリーラジカルを中和し、細胞の老化を防ぎます。これにより、美肌効果やアンチエイジング効果が期待できます。
- 免疫力向上:ビタミンCは免疫細胞の働きを助け、免疫力を向上させます。流行性の風邪予防や感染症の予防に役立ちます。
- コラーゲン生成:皮膚や血管の健康に必要なコラーゲンの生成を助け、健康な肌を保つのに重要です。
レモンを取り入れた食生活のススメ
クエン酸やビタミンCの健康効果を最大限に活用するために、日常的にレモンを取り入れる方法をいくつかご紹介します。
レモンウォーター
レモンを薄くスライスして水に入れるだけで、手軽にビタミンCやクエン酸を摂取できます。
朝一番に飲むと代謝が活性化し、便通もよくなるため1日の始まりをスッキリむかえるには、ぴったりです。
レモンサラダ
サラダにレモンの果汁をかけることで、ドレッシング代わりにさっぱりとした味わいが楽しめます。
特に脂っこい料理と組み合わせると、胃もたれ防止にもなります。
また、酸味は塩味の代わりになるので塩分を控えたい人にもおすすめですよ。
レモンデザート
レモンを使ったデザートもおすすめです。
レモンタルトやレモンゼリー、レモンケーキなど、ビタミンCを美味しく摂取できる方法がたくさんあります。
レモンを使ったデザートでは、果汁以外にも皮を少し利用することで大人の味になりますよ。
まとめ
レモンは、そのまま食べても、ジュースにしても、料理に使っても、その効果を十分に発揮する大変優秀な食材です。
特にレモンに含まれているクエン酸とビタミンCは、疲労回復や美容、免疫力アップなど、多くの健康効果をもたらしてくれます。
とても身体に良いレモンですが、酸が強いので飲んだら歯磨きをすることや、胃が荒れやすい点には注意が必要ですか
レモン1個の情報まとめ
- レモン1個の重さ:80g〜150g(中サイズは約100g)
- レモン1個の果汁:20g〜45g(中サイズは約30g)
- クエン酸含有量:5〜6g(レモン100gあたり)
- ビタミンC含有量:50mg(レモン100gあたり)
これらの情報を参考に、日常生活にレモンを積極的に取り入れて、健康と美容をサポートしていきましょう!