雨の日の靴、エナメル素材がいいって本当かな?
雨の日になると、多くの人が履いている靴がエナメル素材の靴。
というのも、エナメルの靴だと雨でも濡れないという情報が一部あるようです。
しかし、本革のエナメル素材の靴は雨の日はNGなんです!
NGどころか、むしろ、雨が大敵なので、雨の日は避けなければいけないのです!
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今回は、足のサイズ22.5cm、7cm以上のヒールしか履かない足元にこだわりのある私が、エナメルの靴について記事にしました。
エナメルの靴は2種類あります
そもそも、エナメルには2種類の素材があります。
合皮素材にビニールコーティングした靴
合皮素材にビニールコーティングしたエナメルの靴の特徴をいくつか挙げてみます。
- 光沢が美しい:ビニールコーティングにより、靴に光沢が出ます。光沢があるため、エレガントな印象を与えることができます。
- 耐久性が高い:ビニールコーティングにより、靴の表面が強化されるため、傷や汚れに強く、耐久性が高いという特徴があります。
- 手入れが簡単:ビニールコーティングにより、靴に汚れがつきにくく、手入れが簡単にできるという利点があります。ただし、クリームやブラシの使用は避けるべきです。
- スタイリッシュな印象を与える:光沢があるため、ビジネスシーンやパーティーなど、フォーマルな場面での使用にもぴったりです。また、カジュアルな服装にも合わせやすいので、コーディネートの幅が広がります。
- 防水性に優れている:ビニールコーティングにより、雨や水に強く、防水性に優れています。ただし、完全に防水するわけではないため、長時間の雨の中での使用は避けるべきです。
以上が、エナメル靴の主な特徴です。ただし、ビニールコーティングが施されているため、素材自体が通気性に欠けるため、履き心地があまり良くないという欠点もあります。
本革にエナメル樹脂でコーティングした靴
本革にエナメル樹脂でコーティングした靴の特徴をいくつか挙げてみます。
- 高級感がある:本革にエナメル樹脂でコーティングをすることで、靴に光沢感が出ます。光沢があることで高級感があり、ビジネスシーンやパーティーなど、フォーマルな場面での使用にぴったりです。
- 耐久性が高い:本革にエナメル樹脂をコーティングすることで、靴の表面が強化され、傷や汚れに強く、耐久性が高いという特徴があります。
- 手入れが簡単:エナメル樹脂により、靴に汚れがつきにくく、手入れが簡単にできるという利点があります。ただし、クリームやブラシの使用は避けるべきです。
- 防水性に優れている:エナメル樹脂により、雨や水に強く、防水性に優れています。ただし、完全に防水するわけではないため、長時間の雨の中での使用は避けるべきです。
- 履きやすい:エナメル樹脂により、靴に伸縮性があるため、履き心地が良くなります。また、本革が使用されているため、足にフィットするようになっているため、履き心地が良いという特徴があります。
以上が、本革にエナメル樹脂でコーティングした靴の主な特徴です。ただし、素材が本革であるため、価格が高くなることが多いです。
また、エナメル樹脂の厚みが薄い場合は、耐久性が低くなるため、購入する際は確認が必要です。
雨の日に履けるエナメルは合皮のエナメル靴
合皮は人口的に作った素材なので、本革のように表面に毛穴が一切ありません。
なので、合皮のエナメルであれば雨の日に履いて濡れても大きな問題はないのです。
しかし、本革のエナメル靴を雨の日に履いて濡れると問題が起こります。
雨の日に本革のエナメルは履いてはいけない
本革のエナメルというものは、本革の表面にエナメル樹脂(ウレタン樹脂)をコーティングしてできています。
このウレタン樹脂は、水をはじくことができても、湿気(水蒸気)は通すことができます。
雨の日というのは、当然湿度が高くなります。結果的に、エナメル樹脂(ウレタン樹脂)に湿気が入りこんでしまって、本革の方まで水蒸気がしみこんでしまうのです。
例えば、エナメル素材の靴なのに、シミができたとか、靴を磨いてもくもりが取れなくなったとかがあった場合は、湿気で本革を覆っている表面のコーティングがダメージを受けたことによります。
つまり、エナメルは、温度と湿気に弱いデリケートな素材なのです。
ということは、雨の日に本革のエナメル靴を履くのはNGということになります。
雨の日に履けるエナメルの7cm以上のヒールがあった!
雨の日に履けるエナメル素材のパンプスも、一般的にレインパンプスと呼ばれます。
そして、レインパンプスの多くはローヒールの展開が多いので、ハイヒール好きにはなかなかの悩みどころなんです。
そんな私も、雨の日に履けるエナメル素材のハイヒール探しにはなかなか苦戦しました。
そして見つけたのがこちら。
なかなか珍しい、雨の日に履ける8㎝ヒールです。晴れの日ももちろん履けます。
いくつか色違いも展開されているので、ハイヒールを探している方はチェックしてみるといいですよ。
雨に濡れないエナメルの靴は合皮素材にコーティングした靴
私もいくつか雨の日用のエナメルのヒールを持っています。
ヒールはこだわりがあって、いつも本革しか買わないため、雨に濡れないエナメルの靴、つまり合皮素材にコーティングした靴の低価格に驚きでした。
しかも、嬉しいことに、雨の日にお気に入りの靴を濡らしてブルーになる心配もなくなりました!