ナツメグは、主に原産地であるインドネシアやアジアの他の地域、そしてヨーロッパで愛用されている調味料です。
このスパイスは日本においても広く認知され、多くの人が使用しています。
一般的にはハンバーグに加えることが多いですが、カレーやからあげに少し入れるだけで、味わいがぐんと引き立ちます。
是非この方法をお試しください。
カレーでのナツメグ使用時の最適な量は?
ナツメグはその独特の強い香りで知られており、ほんの少し加えるだけで料理に香りを添えることができます。
他のスパイスとも良く合うため、適量を加えることが重要です。
具体的には、2人前の料理にナツメグパウダーを1~2回振り加えるか、もし計量するなら小さじ1/4程度が適しています。
加えるタイミングや加熱の度合いによっても香りの感じ方が変わるため、もし足りないと感じたら、料理の最後にさらに少量を追加して調整すると良いでしょう。
カレーにナツメグを加えるメリットは何?
ハンバーグにナツメグを使う時のように、肉料理の不快な臭いを消す効果があります。
同様に、カレーにおいても、肉の不快な臭いを軽減させる目的で使用されることがあります。
それだけでなく、ナツメグは、土っぽい臭いのある根菜や青臭さのある緑黄色野菜の臭みを消すのにも役立ちます。
カレーには様々な野菜と肉が使われるため、ナツメグを加えることでこれらの食材の味わいが深まり、全体としてより美味しいカレーに仕上がると言われています。
カレーへのナツメグ加える最適なタイミングは?
ナツメグのようなハーブやスパイスは、その香り成分が熱によって飛びやすい特性を持っています。
加熱が過ぎると、香りが減少してしまうため、香りを生かしたい場合は、料理の仕上げに加えることが推奨されます。
香りを控えめにしたい場合や、香りを抑えたい場合は、調理の初期段階で加えるか、長時間煮込むことで香りを調整してください。
ナツメグは、味わいだけでなく、肉や野菜の不快な臭みを軽減する効果もあります。
この目的で使用する場合は、具材を加える直後や、肉の下処理の際にも使用することがおすすめです。
唐揚げにナツメグを加える時の理想的な量は?
約300gの鶏肉には、ナツメグを3回から5回振りかけるのが適切です。
揚げ物は高温で調理されるため、ナツメグの香りは飛びやすくなります。
そのため、ナツメグの風味をしっかり感じたい場合は、5回振りかけることをお勧めします。
ナツメグの風味が苦手な方や、控えめにしたい場合は、3回振りかけると、ナツメグの香りは軽く感じられ、ニンニクやショウガの風味が主に感じられるようになります。
から揚げにナツメグを使用すると得られる効果とは?
ナツメグを加えることで、鶏肉の不快な臭みを抑え、肉の深い味わいを引き出すことができます。
このスパイスが持つ独特の香りが料理に広がり、微妙なスパイス感を加えて、まるで専門店のような風味豊かなから揚げを自宅で再現することが可能になります。
ナツメグは味や辛さが穏やかであるため、幅広い年齢層に受け入れられ、家族全員で楽しむことのできる料理に仕上がります。
絶品!ナツメグ風味のから揚げレシピで極上の味わいを
このレシピによって、外食でから揚げを頼む機会が減ったかもしれません。
「世界一美味しいから揚げ」と称されるこの至高のレシピ「Japanese fried chicken」をご紹介します。
必要な材料
- 鶏もも肉…1枚(約300g)
- 醤油…大さじ3
- みりん…大さじ1
- 酒…大さじ1
- 味の素…小さじ1/3
- ニンニク…1片
- ナツメグ…5回振り
- サラダ油…適量
- 片栗粉…適量
調理手順
- 鶏肉を食べやすいサイズに切り分けます。
- 醤油、みりん、酒、味の素、潰したニンニク、ナツメグを鶏肉とよく混ぜ合わせ、20~30分ほど味を染み込ませます。
- フライパンにサラダ油を入れ、中火で熱します。
- 味が染みた鶏肉に片栗粉を均等にまぶし、フライパンで揚げます。
- きつね色になったら取り出し、盛り付ければ完成です。
まとめ
ナツメグは全世界で愛用されているスパイスであり、コショウと共に世界四大スパイスに数えられています。
このスパイスは、その独特の風味を生かして、スパイシーな料理からデザートまで幅広いレシピにマッチします。
特に日本の人気料理であるカレーやから揚げにナツメグを加えると、料理の味わいを一層引き立てます。
是非、ナツメグを活用してみてください。